アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3


金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館の建物を取り囲む芝生に設置された12 個のチューバ状に開いた筒は、地中を通る管が2 個ずつペアでつながっていて伝声管の役割を果たしています。このペアはかならずしも隣同士のラッパではなく、思わぬところへ声が伝わり、思わぬ声が聞こえてきます。きわめて単純な構造ですが、この仕組みによって、音が迷宮に彷徨うかのような風景が立ち現れます。
26/10/2022

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