名前:ヤブラン(藪蘭)
学名:Liriope muscari
科名:クサスギカズラ科ヤブラン属(リリオペ属)
分布:北海道・本州・四国・九州・琉球、中国・台湾・朝鮮南部
特徴:日本各地の林床などで普通に見られる常緑性の多年草です。ほぼ一年中同じ草姿を保ち、性質が強く、丈夫で手のかからない植物なので、古くから緑化や造園の植栽材料として広く利用されています。耐寒性と耐暑性が強く、日なたから日陰まで幅広い環境に適応し、病害虫の被害もほとんど見られず、土質もあまり選びません。
利用:黒紫色の種子は滋養、強壮、催乳、せき止めの効果をもつ(大葉麦門冬)として、根は強壮剤として利用される。
筑波実験植物園
2025年8月

